2014年7月24日木曜日

南の方で感じたあたたかさ。

梅雨明けですね。山開きですね。
もう雪もほぼ残ってないですね。写真は先週のもの。



19時15分頃。夜の富士山。
神秘的でした。
夜だから油断していて。
で、窓の外を見ると闇の中、鎮座されていました。
あわてて連写していたら、飲み物を配ってくれていたCAの方も気がついて
こちらもあわてて『ただいま富士山の上を通過しております。。。』とアナウンス。
薄暗い窓の外にまさか見えるとも考えなかった
富士山をみんなで見て一瞬飛行機がどよめいた。
夜でもけっこう見えるもんですね。びっくり。
東京は夜でも街が明るいから実際真っ暗に何時になるんだかよくわからないけれど、
いわれてみると20時頃まで真っ暗という状況ではないなと思った。
そんなことも感じることなく過ごしている毎日になんだか少しがっかりした。けど、
これから気にしてみよう。


飛行機に乗ってふらりと九州にいってきました。
























波佐見と日田あたりをうろうろと。
すごくよいところでした。

日田からほど近い小鹿田の里は山間にある陶芸をしている小さな集落で。
ちょっと時間が止まっているようなそんな素敵な場所でした。
しかもみんなで協力して小鹿田焼を作っていて。誰かの名前で売り出すのではなくってみんなで作ったもので小鹿田焼として売り出す。
その心意気もすごく素敵で。作品も手になじむシンプルなものばかり。
ときめいてしまいました。


日田からほど近い耶馬渓というところで1件の喫茶店をみつけて。。
そこは小学校の廃校を利用して作った喫茶木精座というところ。
喫茶スペースは元職員室だったところらしい。職員室でコーヒーが飲めるなんて
なんか一丁前になった気分で心地よい。でっかい薪ストーブがあって。
そこを囲むカウンターのように机といすがあった。
一人で切り盛りしているおばちゃんが、畑仕事を終えて私たちに応対してくれた。

丁寧に一杯ずつ挽いて入れてもらったコーヒーはとってもおいしくって。
おばちゃんが一人でその昔、大分市内で働いていた会社を辞めて、
地元の小学校が廃校になるってので慌てて
買い取ってそこでどうしようかと始めた喫茶店の話を伺った。
ちなみにおばちゃんはその小学校に住んでいて。
ちょっと面白いですよね。小学校の目の前でトマトやキュウリ、ウリやらブラックベリー
などワイルドな感じに気の向くままに育てていて。自然とともに暮らしていた。

私たちが訪れたから今日は特別よ!ともぎたてのトマト
そしてまだ少し固いメロンを目の前の畑からとってきてくれた。

少し冷やして、常連さんとおばちゃんと、小さなメロンを分け合って食べる。



ちょっと固いかなって心配したけど
とっても甘くって懐かしく優しい味だった。おいしかったなぁ。

おばちゃんはよく収穫祭たるものをするらしく、自分の畑のものや
おばちゃんとこの常連さんたちが家で何かできるともってきてくれてそれをみんなで
分けて食べるとか。そんな中でおばちゃんたちがいつかびわを食べた日のこと。
その種をみんなで庭に蒔いてみることにしたら、みるみる芽を出し、今じゃ立派な木に。
そこからおいしいびわを収穫できるまでになったそうで。
それをまたみんなでわけて食べているとのこと。びわってそんな簡単にできるのか。。。神様が素敵なおばちゃんにプレゼントしたんだろうな。ちなみにリンゴも食べた種をうえてそれが木になっていた。1つだけ小さな実を付けていて、常連さんもそれをみんなで分けて食べる日を楽しみにしていた。おばちゃんは種から見のなる木を作る名人だなぁ。


喫茶店経営が成り立っているのかおばちゃん人が良すぎるから
ちょっと心配になっちゃうけれど
小鹿田もそうだし、この喫茶店も、自分の利益よりまずはみんなで幸せに。
という考えで。とても優しい気持ちになった。
九州って素敵なところだ。

さいごにお知らせなど。

8/15に渋谷のLOFTで写真講座をします!
是非あそびにきてくださ〜い!
詳細はまたこちらで告知します。


7/13 発売  道重さゆみ photo book   sayu   を撮影させていただきました。
   バラ園にいったり、イチゴ狩り風だったり。
   彼女の好きがたくさんつまったとてもかわいい一冊です。

7/20 女子カメラ FOOD / CAMERA/旅とカメラでは森絵梨佳さんと自由が丘をお散歩しました。
   とっておきの撮影スポットも紹介させていただいてます!
   是非ご覧ください!

7/23 写ガール 私のHPにあがっているslow time という作品をもとに
   どう写真を撮るかというちょっとしたこつを
   実践形式で掲載していただいています。










暑いですが素敵な夏に。